車椅子の息子とともに成長すること

中屋桂子 さん

エツコ 息子さんが4月から都立北特別支援学校に通われているとか。
中屋さん 柳町小学校の特別支援学級からの進学です。柳町小は普通級の児童と一緒の時間が多く、クラスメートがすすんで車椅子を押してくれたりと恵まれた環境でした。一方、街の道路には横断歩道なのに、歩道に上がるほんの少しの段差に必ず突っ掛り、なんど危ない思いをしたか…。まだまだ車椅子社会には厳しいですね。
エツコ 自分がやりたいのにできないのはつらいですよね。
中屋さん そこであきらめてはダメなんです。車椅子の人って邪魔にならないように控え目ですけど、何かをしたい気持ちは健常者と同じ。息子が将来、ひとりでも生きていけるように育てるのが私のつとめですが、障害のある人にも普通に声をかけ必要なら手助けしてあげる、そんな社会に変えていかないといけない。それにはまず教育。行政にはもっと力を入れて欲しいですね。
 

エツコ 障害をプラスにして頑張っていらっしゃるんですね。
中屋さん うちには母親のように歳の離れたお姉ちゃんがいて、息子にキツイことを言ったりするんです。息子はそれに鍛えられている面もありますね。いまは毎日学校に行くのが楽しいと。生きるタイヘンさって誰しも同じ、それをどうやって楽しむか? 私も息子と一緒に成長していくつもりです。
 

※中屋桂子さんのご主人・文孝さんは地域に対する熱い想い、多くの実績を持つ文京区選出の都議です。