小中高生や大人もワクチンの確認を!−母子手帳は、お子様への最大のプレゼント

現在赤ちゃんは、約10種類合計30回程度のワクチンがすすめられています。赤ちゃんのスケジュール管理は大変ですね。一方、予防接種制度は変遷していて、少し前に生まれたお子さんや大人の方はそれほど受けていなく、現在ならワクチンで予防できる病気がたくさんあります!海外に行く方、国によっては、受けていないと学校に行けないこともあります。コラムを読んでくださった方、よい機会ですので、成長されたお子様を含め、ご家族皆様のワクチンを確認しましょう。わからない時は医療機関に相談して下さい。母子手帳の記録は、生涯にわたりとても大切になりますので、独立するお子様へ必ずプレゼントしましょう。
確認しておきたいワクチンを以下に挙げます。(助成は文京区のみも含む)
1歳〜20歳未満 麻疹・風疹(MR) 2回接種。20歳未満まで助成あり。
生後6か月〜20歳未満 日本脳炎 4回接種。標準は3歳からですが、最近は生後6か月からの接種がすすめられます。また、10〜20歳未満の方で接種がもれている方が多くいます。20歳前まで無料。

小6〜高1女子 子宮頸がんワクチン(HPV) 3回接種。厚労省は積極的勧奨の差し控え中ですが、小児科学会等では接種を推奨しています。高1の9月までに開始。全額助成(約5万円)。
1歳〜就学前 おたふくかぜ 2回接種(助成は1回)
成人 風疹 妊娠を考える方とその同居の方、今年度は40-57歳になる成人男性は、抗体検査と接種が受けられます。
65歳以上 帯状疱疹
全年齢 インフルエンザ 毎年1〜2回接種。
全年齢 水痘、おたふくかぜ 2回接種。1回の方が多いですが、感染のリスクがあります。
全年齢 B型肝炎 3回接種。定期接種になる前の3歳以上は未接種が多いです。保育園等やスポーツなどで感染のリスクがあります。
就学前 3種混合+ポリオ 1回接種。抗体価が減衰する年長時に追加接種がすすめられています
生後6か月〜1歳前 麻疹・風疹(MR) 流行しています。0歳児の罹患は重症化することがあるので、任意接種がすすめられます
中高生、大学生 髄膜炎菌 1回接種。学生寮に入る方や海外留学前にすすめられます。髄膜炎菌感染症は15〜19歳に多く、急に悪化して命に関わる病気です。
 
きたなかこども成長クリニック 北中幸子